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FIPやオフサイトPPAの需給管理は何をすべき?
FIPやオフサイトPPA、自己託送などで必須の需給管理(再エネアグリゲーション)は大きな課題です。 -
蓄電池やEVなど導入要望がでるが、どう組み合わせればいいの?
蓄電池、EV、エコキュートなど多様な電力リソースが普及するがメーカーの制御は簡易的であり異なる製品の連動もできず、利用者にとって最適な制御を行うことができません。 -
VPPが開始したらしいが、どう事業に組合せればいいの?
VPP(調整力取引)は単独の事業性は困難ですが、電力リソース活用による他のメリットに対しては事業性改善となります。そのためには組合せが必要です。
FIT後の再エネ開発の課題
FIT後の再エネ開発には、FIPへの対応、あるいは需要家サービスとなるオンサイトPPAや蓄電池導入、さらにオフサイトPPAや自己託送、そしてVPPなど新たなサービスをいかに組合せて顧客に提供できるのかが問われています。
新しい再エネ流通をワンストップで実現
ShizenConnectは、再エネ発電や蓄電池・EV・EQなどのエネルギーリソースを集合的に制御するアグリゲーション・エネルギーマネジメントシステムです。

先進的な機能をパッケージ化
住宅の太陽光発電と蓄電池、V2H機器などの経済性や災害耐性を高めるための制御から、複数の建物を自営線などで繋いだマイクログリッドの制御、数千台規模のエネルギーリソースによるVPP制御などを一気通貫で実現できます。
分類 | 制御名 | 概要 |
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A エネルギー マネジメント | ピークカット制御 | 需要のピークを低減して基本料金を低減 |
タイムシフト制御 | 価格値差の裁定取引的運用で従量料金を低減 | |
マイクログリッド制御 (停電時協調制御) | 系統連系時には再エネ優先利用と経済性を両立し、停電時には蓄電池を自立運転させ電力供給すると同時に、その電力で太陽光発電を動かし最大限の電力供給を提供 | |
逆潮流防止 | 自家消費モデルにおいては蓄電池と太陽光のPCSを高速制御し、系統への逆潮流を防止 | |
B 再エネ需給管理 (再エネアグリ) | 最適計画立案 | BGの調整力を活用した卸市場価格に対する最適計画の立案 |
計画提出 | OCCTO(電力広域的運営推進機関)への計画提出 | |
入札管理 | JEPX(日本卸電力取引所)への売り入札・落札を管理 | |
インバランス回避制御 | BGの調整力を活用したインバランスを回避 | |
C 調整力提供(VPP) | 秒単位制御 | 二次調整力を想定した高速制御 |
ガバナフリー制御 | 一次調整力を想定した高速自端制御 | |
D 遠隔監視・分析 | データ連携 | 当社エッジ機器の他、既存の遠隔監視システムとのデータ連携 |
データ補正 | 温度、過積載、固定影などの影響に対する補正 | |
可視化 | 発電量、PR、故障情報などのグラフ描画 | |
詳細分析 | クリッピングロス評価、遺失売電量・PR評価、対策性能評価など | |
アラートメール | 故障検出、PR低下時などの通知メール |
業務機能もセットで提供
OM(保守管理)やTPO(第三者所有モデル)、卒FIT電力買取など新サービス関連業務の負担を軽減するサービスを備えています。
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O&M監視システム
- 各種メーター・センサーのデータの可視化
- 故障情報の通知
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TPO業務システム
- 自家消費量把握
- 直接供給料金計算
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卒FIT電力買取業務システム
- 買取受付業務
- スイッチング処理
- 買電量把握・料金計算
脱炭素化を体験してもらう機能も付属
電気は目に見えないからこそ、環境性、災害耐性、経済性などを顧客に伝えることを重視しています。
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顧客ポータル
- ご本人の設備の設備稼働状況、電力自給率、CO2削減状況などが把握できます
- 設備状況も把握可能
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サイネージWeb・モバイルアプリ
- 電力自給率、経済性、環境性を表示します
- 壁面設置のディスプレイ表示用のウェブサービスとタブレット表示用のモバイルアプリがあります
特長
これまで分断されがちな個別の制御とVPP制御などをワンストップで提供できるので、エネルギーリソースをマルチパーパスで利用することで経済性を向上させられ、またベンダーフリーなのでメーカー依存なくエネルギーリソースは自由に選定できます。
先進的な機能とUXをワンストップで提供
国内エネルギー市場の急激な変化に対応する先進的な機能とUXを提供します。
ベンダーフリー
メーカーを問わず、最適なPSCや蓄電池、V2H機器などを組合せたソリューション構築が可能です。
実績とサポート
自然電力の再エネ開発やAM/OM、マイクログリッド構築、小売などの事業経験に裏打ちされた知見で支援いたします。
安心のシステム・アーキテクチャ
エッジからクラウドまで一気通貫でサービス提供します。エッジデバイスには国産メーカーのIoT分野で実績のある汎用品、クラウドはグローバルなIaaS、通信は大手キャリア閉域網を採用し、ISMS(ISO 27001)認証も取得していますので安心してご利用いただけます。
